腰をフリフリ近づいて手を握る
なぜか声をかけたら大爆笑になってしまった。モスクワでは日本人が珍しいのか?彼女たちはむしろ積極的に質問してくる。何でモスクワに来たのかだの、何の仕事をしてるだの、顔が面白いだの。そうやっていきなり打ち解けるのはモスクワっ子のいいところだろう。

外が寒いので人と触れ合うことに積極的な気持ちが潜在的にあるのかもしれない。また観光シーズンでないこの時期、日本人を見るとうれしくなると言う。

なんとなく気持ちは分からないでもない。この機を逃すはずはない俺である。『あっちのテーブルで何かおごらせてよ!』そのグループの中で一番可愛い俺好みの女の子に耳打ちした。
音楽がうるさくて話す時に耳元に口を近づけなくてはならないのはむしろうれしい。近づくと彼女の髪のいい匂いが鼻腔をくすぐる。その時決めた。この女を絶対モノにする!やはり男には意気込みというものが必要なのだ。

結局その女の子とは帰るころには手をつないで、外を歩いた。また明日遊ぼう!なんて言ってフレンチキス。嘘のような本当の話である。即マンは素人には無理。じっくり攻めるのだ。とにかく冬のモスクは、我々日本人にとって穴場である。